空を見上げて

墜ちていく魂にせめてもの救済を

幻夜幻夜
(2007/03)


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幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が 。名作『白夜行』の興奮が再び!



はっきりいって暗い物語です。
これほど救われない話でいいのでしょうか?
そう思わずにいられないほど、結末に納得がいかないというか…。
男の主人公の雅也に感情移入しているからかもしれないけれど
せめて涙くらい流していてほしい…。

この作品が「白夜行」の続編であることは明言されていないのですが、
「白夜行」の読者であれば最後に美冬の正体に感づく仕掛けになっています。
そこら辺が「曲者 東野圭吾」たる所以なのでしょう。
ぜひ、もう一作書いて三部作にしていただきたいですね。

テーマ: 推理小説・ミステリー -  ジャンル: 本・雑誌
by 響野  at 00:15 |  東野圭吾 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

三部作

響野さんこんにちは。
東野さんの『白夜行』『幻夜』、いいですよね。
続編についても構想があるようですよ。『幻夜』の文庫化時に、「青春と読書」での黒川博行さんとの対談にそんなお話が出ていました。今も連載をたくさん抱えている東野さんなので、いつになるかは分かりませんが、楽しみですね。先日出た新刊も東野さんのまた違った一面が見られて、面白かったです。
by yumemi 2007/11/23 22:59  URL [ 編集 ]

楽しみですね

>>yumemiさん
コメントありがとうございました。
文庫のあとがき 読みました。
三部作楽しみですね。
彼女の年齢も気にかかるところです。
新刊はまだ未読なのですが、
ぜひ読んでみたいです。
合わせて未読の既刊も読んでいきたいです。
by 響野 2007/11/26 00:29  URL [ 編集 ]
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「平等は心やさしい権力者が与えたものではない。人民が戦って勝ち得たものだ。誰かが戦わない限り、社会は変わらない。」
【奥田英朗 「サウスバウンド」より】

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